毎年、お釈迦様のお生まれになった4/8「花まつり」の日にはおつとめをして甘茶を頂きお祝いします。
今年はその甘茶作りに挑戦しました
甘茶の葉っぱは「アジサイ」の一種です
保育園裏の散歩道に沢山植えてあり毎年きれいな花を咲かせ楽しませてくれます。
そんな身近な植物からお祝いのお茶を作れるなんて素晴らしい環境です
初めての取り組みとなりますが今までやらなかった事がもったいないです
茶葉摘みは5歳児と4歳児で一緒に行いました。まだ、花の咲いている枝もあり「アジサイに似てるね」など子ども達も色々気づきがありました。
背の高い木でもあり、地域の方が先に枝を落としてくれたものから葉っぱをちぎったり、直接木から取ったりと自由に茶葉摘みを行いました。
その後はお茶の飲み比べをして、いざ、茶葉揉み
地域の方に教えてもらいながら昔ながらのゴザの上で揉みこみ作業を行いました。すると、緑の汁が出てきて普段、身近な自然の葉っぱを摘んでおままごとに使う時葉っぱをちぎったりもんだりこすったりする事もある子ども達。
「遊びと同じではないか
」「こんなぐちゃぐちゃにしていいの
」と様々な表情を浮かべながらの作業となりました
普段の遊びの延長線上で食べの物を作る、という繋がりを感じられたのではないかと思います。
茶葉は天気の良い日にしっかり乾燥させ、休ませ来年の4/8の花まつりで甘茶として頂く予定です。
お茶作り、野菜作り、さつまいも作り、お米作り・・・なんでも美味しく頂くまでには時間と手間がかかります。なんでも手に入りやすい便利な世の中ですが、命の大切さ、人への感謝、心遣いなど日々の保育の中で伝えていきたいです。