3月4月はあきる野特産ののらぼう菜の旬を迎えます。
基本的に茎から生えている葉っぱを手でポキッと折って収穫できます。道具も必要なく簡単に安全に収穫できます。
ここのところ天気が良かったので6月のさつまいもの苗植えに向けて畑の畝(うね)作りを職員で行いました。
暑さと馴れない作業で休憩をこまめに取りながらやっていると5歳児が園庭に出てきました。
「何してるの?」
「さつまいもの畑作ってるんだよ」
「そうなんだ
のらぼう終わっちゃったから?」
「のらぼうはこっちにあるよ。採ってみる?」
「やる
」給食で何度も食べたことのあるのらぼう。親しみがあります。
「大きい葉っぱは固いから小さくて柔らかいの採ってね」栄養士も出てきて大収穫祭です
そのうち、3歳児が出てきて「なにしてるの?やりたい
」
「こうやって採るんだよ。大きいのはダメだよ」など3歳児について回りながら教えていました。
そんな姿を見る事ができとても素敵な時間でした。
食育という視点で育てた野菜を収穫できたという事もありますが、異年齢児での関わりや手でずっと握りしめているとしおれていく不思議に興味を持ったりと様々な事を経験していた子ども達を見て「野菜に収穫」に改めて意味の深さを知らされ、考えさせられた日となりました。
収穫したのらぼう菜は翌日の給食に出る予定です。